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鈴樹農場日記



2013年5月 その2 金沙江 &  シャングリラ

2013年5月 その2 金沙江 &  シャングリラ_f0164061_20555046.jpg 麗江古城から小型バスで険しい山道を金沙江を見ながらシャングリラ・徳欽を目指す。途中標高4200mの峠越え。富士山より高いところ、左こめかみの上あたりがビンビンと痛む。






2013年5月 その2 金沙江 &  シャングリラ_f0164061_2153919.jpg 金沙江 : 青海省、チベット高原を水源地とし、中国大陸の華中を経て東シナ海へそそぐ大河を長江といい、全長6300Km。この上流部分(四川西部)を金沙江と呼び、中流部分を荊江、さらに上海の東シナ海河口までの下流を揚子江と呼ぶ。 急峻な山間に、雲南省紅河で見たものよりずっと小規模な棚田も見られる(オアシスの様)。


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2013年5月 その2 金沙江 &  シャングリラ_f0164061_21292727.jpg 標高4200mの峠。亜熱帯地域に属するため、4000m付近でも低灌木が見られ、ヤクと牛の掛け合わされた大型の動物が放牧されている。高山植物の花も見られるが、放牧牛の格好のえさとなっている。




2013年5月 その2 金沙江 &  シャングリラ_f0164061_21411923.jpg シャングリラ(中甸--チュウデン)・徳欽へは、海抜3000mから4000mのいくつかの峠を越えなければならない。   今の時期、シャクナゲの花が全山を染めている。







2013年5月 その2 金沙江 &  シャングリラ_f0164061_21492217.jpg シャングリラの「中甸古城」














2013年5月 その2 金沙江 &  シャングリラ_f0164061_21562157.jpg 牧草地を流れるメコン川の支流














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2013年5月 その2 金沙江 &  シャングリラ_f0164061_21594356.jpg チベット・アツモリソウ
# by suzu-noki | 2013-05-28 22:03

2013年5月 その3. 中国雲南省麗江古城

2013年5月 その3. 中国雲南省麗江古城_f0164061_13104289.jpg 上海より空路にて麗江へ。この二日間強い雨にたたられた。せっかく窓際の席を取ってもらい、麗江に近づいたら玉龍雪山の雄姿を空から写真にと構えていたが、結局一度も姿を現さず(シャイなのか)。 翌日は雨もやみ、雲間から薄日も。早朝、万古楼に上り、世界遺産「麗江古城」を一望。

2013年5月 その3. 中国雲南省麗江古城_f0164061_13185995.jpg 万古楼































2013年5月 その3. 中国雲南省麗江古城_f0164061_13193594.jpg 海抜2400m、城壁がない麗江古城は南宋期(900年前)に創建され、明朝期は麗江府の役所所在地。 「家々に泉水が流れ、戸ごとにヤナギが枝を垂れる」景色を織りなしている。







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2013年5月 その3. 中国雲南省麗江古城_f0164061_1330476.jpg 泉水とヤナギ































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2013年5月 その3. 中国雲南省麗江古城_f0164061_13361218.jpg 夜になると観光客のみならず近隣の若者たちで街の中心部は人であふれるようだ。
# by suzu-noki | 2013-05-28 13:40

2013年5月 その4: 中国茶葉古道 と 茨中教会

2013年5月 その4: 中国茶葉古道 と 茨中教会_f0164061_16442897.jpg メコン川はチベット高原に源流を発し、中国雲南省を通りミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムと通り南シナ海に抜ける。ここは、中国雲南省徳欽県溜同江で、吊り橋の下を流れるのがメコン川。総延長4000Kmのおよそ1/10位の上流域。この吊り橋を渡り対岸の村を通りチベット ラサまで(実際には更にブータン、ネパール、インドへ)続く急峻な山道が茶葉古道である。
2013年5月 その4: 中国茶葉古道 と 茨中教会_f0164061_16571625.jpgチベットでは育たない茶葉を雲南や四川から輸入し馬や薬草、毛皮、銀貨などと取引をした。1千年以上昔からの交易である。 雲南省でも、昨年訪ねた紅河県の山は粘土質で古くから棚田が発達したが、メコン川上流域の山々はこのように石の山である。 この急峻な山の裾野にこじんまりと開けた村は、昔は交易の商人相手の宿場であったが近年はブドウ栽培や大麦などの農業が主となったとのこと。












2013年5月 その4: 中国茶葉古道 と 茨中教会_f0164061_1711629.jpg 嘗て「茶葉古道」の要塞・溜同江の村













2013年5月 その4: 中国茶葉古道 と 茨中教会_f0164061_17143173.jpg メコン川  ゆったりと流れているようだが、流れは激しい。 雨季には流量が増え、乾季には流量は減るが、浅瀬が増すので船の航行は難しい。







茨中教会
2013年5月 その4: 中国茶葉古道 と 茨中教会_f0164061_17214511.jpg 日曜礼拝を済ませ家路へ向かうチベット族。 チベットではチベット仏教が主流だが、ここでは今も2000人のチベット族が茨中教会の信者とのこと








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2013年5月 その4: 中国茶葉古道 と 茨中教会_f0164061_17312435.jpg 今から200年ほど前、イギリス領インドを発ったフランス人伝教師が「茶葉古道」の隊商とともにチベットから雲南に到り、この地の首長に請われ教会を建てたという。 この地方では、ブドウの栽培が盛んで、ワインの国とも呼ばれている。フランスから取り寄せたブドウの種で!

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2013年5月 その4: 中国茶葉古道 と 茨中教会_f0164061_17422716.jpg これは豚の燻製というか干物というか。 教会の近くのチベット族の家で昼食をごちそうになったが(チベット料理)、その庭で天日干しにされていた。内臓はとってあるとのこと。 もう十分料理に使えるとのこと。
# by suzu-noki | 2013-05-27 17:52

2012 10月下旬 中国黄山の旅 その1

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10月22日 安徽省黄山北海景区(黄山山頂)の北海賓館で夕食をとってしばらくした午後11時ころ、山頂に着いた頃の小雨模様が徐々に雲がとれ始め、星空になった。約10分間露光したもので、満月に近い月明りで、山肌が昼間のように撮れました:
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真夜中の絶景です(約10秒間露光)
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翌朝6時前の日の出
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ここの松は「迎客松」と呼ばれ観光客を迎えるように枝を伸ばしているとか
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奇岩・奇松
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朝日から夕日までを満喫
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# by suzu-noki | 2012-11-05 23:08

2012 10月下旬 中国黄山の旅 その2・諸葛八卦村

「諸葛八卦村」は中国浙江省にあり、杭州市西湖の手前(黄山からみて)に位置する。名前の通り三国志の英雄諸葛亮孔明の子孫が住むとして有名です:
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八卦の卦は「占い」を意味し、村には8つの池があって(方位を示すといわれる)、その池を中心に民家が立ち並んでいる。村人約4千人の8割が諸葛姓といわれる:
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諸葛八卦村に諸葛一族が住み始めたのは、孔明没後1100年後の西暦1340年といわれる。孔明の教えを守り、密やかに繁栄の道を歩んできた諸葛一族の歴史をこの村に垣間見ることができる:
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# by suzu-noki | 2012-11-05 22:38


Takeshi Suzuki の趣味の話。畑仕事、ゴルフ、旅行、写真などの四方山話。

by suzu-noki